田母神先生は、防衛大学卒業後、航空自衛隊に入隊。第6航空団司令、統合幕僚学校長、航空隊司令官を経て第29代航空幕僚長に就任。しかし、就任後、民間の懸賞論文へ応募した作品の中で、「日本は素晴らしい国だ。日本の過去の行為は侵路ではなかった」とする内容が政府見解と対立すると問題視され更迭。
田母神先生は当時を振り返りこう語る。
「当時の私は自民党政権を信じていたのです。
私は「日本の国は良い国だった」という論文を書きました。
そしたら、自民党から私に対して「日本の国がなぜいい国なのか、ろくな国ではないと我々が言っているのに、なぜわからないのか。日本の国がいい国だと言う奴はとんでもない」と言われてクビになったのです。
これはおかしな話ですけど、自分の国を褒めて公職を追われる国というのは世界でも日本以外にないでしょう。それは戦後の歴史教育が狂っていて、国民の歴史認識が政治家も含めて理解をしていないので、このような事が起きたのだと思います。
私は国民のため、このままではおかしくなると思って書きましたが、よく即かれました。「なぜ群めてから書かないのか?」と言われましたけど、辞めてから書いたら、誰が注目してくれるのでしょうか。私が現職だから、みんな注目して大騒ぎになるのでしょう。だからこそあえて書いたのです」
それからというもの、田母神先生は「危険人物」という事でマスコミに叩かれるようになった。
「本当の事を言い過ぎるから危ない」という事なら、一生危ない奴でいい。
初めから賢くなど生きられなかったバカな男なのだから、一生自分の信念に従って愚直に生きる。
こうして、田母神先生は、政治家やマスコミが国民に対して隠している「真実」を公に語る「危険人物」として、
今日も講演を続けている。